今日は腰椎の手術を行いました。
80才の方で、腰部脊柱管狭窄症に椎間板ヘルニアが合併し、強い下肢痛(坐骨神経痛)が3ヶ月続き、内服薬、月2~3回の硬膜外ブロック、リハビリに抵抗した(あまり効かなかった)経過で、数日前、手術を決意されました。
肺に深刻な持病があるため、何とか手術せずに治ってほしかったわけですが、その痛みはいかんともし難かったということです。
麻酔は全身麻酔、姿勢は腹臥位(うつ伏せ)で行います。レントゲンテレビで手術部位を確認後、消毒などの手術の最終準備をします。
2.5cm皮膚切開し深部に入ります。手術は極めて慎重、丁寧に行い、大過なく90分で終了、麻酔からの覚め具合もスムーズでした。足の状態確認ではよく動いていました。
明日からさっそくリハビリが始まります。1~2週後に元気に退院されるのが楽しみです。