8/29に大腿骨骨折を手術しました。
この大腿骨骨折は受傷後一か月以上時間がたっていたので治療は容易ではありませんでした。最近導入したばかりの牽引手術台を駆使し、骨折のずれをもどし、通常よりも長いガンマネイルで固定し、人工骨も移植しました。私自身、この特別仕様のネイルを用いるのは30年以上の臨床経験ではじめてでしたが、職員の助けを借り、当院の総力を挙げて治療にあたりました。おかげ様で患者さまは症状が軽くなり、社会復帰に向けリハビリに取り組んでいらっしゃいます。元気な姿で早く退院されるよう精いっぱいお手伝いいたします。